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刺胞 : ウィキペディア日本語版
刺胞[しほう]
刺胞(しほう)は、刺胞動物が持つ毒針。袋状になっており、刺激を受けると袋を反転させながら刺糸をはじきだす。刺胞には、中が中空になっており反転しながら皮膚に刺さるもの、巻きつくもの、粘着するものなどがある。さらにそれを何種類かにわけることができる。種類によってはの成分なども違い、クラゲなどに至ってはクラゲポリプ世代で違う刺胞を持つタイプもある。
== 概説 ==
刺胞は一つの細胞には一個だけ入っている細胞小器官である。細胞内にある間は、楕円形の袋の中に刺糸(さしいと、又はしし)が入っている。この袋を刺胞嚢という。刺胞嚢が細胞外に顔を出した部分に蓋があり、刺糸はこの裏側から始まって、刺胞嚢内で縦、あるいは横、あるいはその両方向に渦を巻いて入っている。何等かの刺激を受けると、この刺糸は反転して外に伸び出し、標的に突き刺さったりからまったりする。刺糸の外側には細かい棘が螺旋状に並んでいるのが普通である。また、刺糸の基部にやや太くなった床尾部を持つものでは、ここに特に強い棘を持つ。なお、刺胞嚢に収まっている時には、これらはすべて反転しているので、内側に向かって収められている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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