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削除キー(デリートキー、DELキー、)は、ワードプロセッサーやコンピュータ用のキーボードのキーの一つ。通常は「Delete」、「Del」、「削除」などと刻印されており、カーソル位置にある文字の削除などに使用される。文章やコマンドの入力中に押すと、そのカーソル位置上にある文字を削除し、その位置以降のテキストを前にずらす。バックスペースキーがカーソルの直前にある文字を削除するのに対し、「先方向の削除」などとも言われる。 PC/AT互換機のキーボードでは、「Delete」または「Del」と刻印されることが多い。 Macintoshの場合、「delete」キー、「del」および右方向削除をイメージした図が刻印されたキーの2種類があり、それぞれ機能が異なる〔MacintoshのApple Extended Keyboard IIのキー配列(従来からのdeleteキー(後退キー)と、delキー(PC/AT互換機と同様の削除キー)が搭載されている) 〕。「delete」キーは、PC/AT互換機でのバックスペースキーと同じ働きを行う (backward delete key) 。「del」および右方向をイメージした図が刻印されたキーは、PC/AT互換機のキーとほぼ同じ働きをする (forward delete key) 。 UNIX用のキーボードでは時期にもより「Del」と「Backspace」の両方があるもの、片方だけのものなど、様々である。 == 歴史 == 削除キーはASCIIの削除文字コード(7F hex、127 decimal)を生成する。この由来は7ビットの紙テープである。紙テープを間違って穴あけ(パンチ)した場合、その文字の箇所の7ビット全部の穴をあければ、その文字は無視される設計になっていた。つまり該当の文字が削除されたことになる。 初期のパーソナルコンピュータのキーボードでは、削除キーは存在しないもの、テンキー側にしか無いものもある。PC/AT互換機で現在の位置(逆T字カーソルの上の、6個のキーのうちの左下)となったのは、101キーボード以降である〔PFU キーボードコレクション 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「削除キー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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