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前田利益[まえだ とします]
前田 利益(まえだ とします)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将。現在では漫画の影響で前田慶次/慶次郎の通名で知られるが、宗兵衛、利益、利太、利大、利貞など複数の名前を用いており、道号でも、穀蔵院飄戸斎(こくぞういん ひょっとこさい〔『謙信軍記・上杉二十五将』中村晃, 勉誠社, 1994年〕)や穀蔵院忽之斎(こくぞういん ひょつとさい)、または龍砕軒不便斎(りゅうさいけん ふべんさい)と時期によって名乗りが異なる。 滝川一族の出身で、前田利家の義理の甥。子は一男三女(一男五女という説も有る)をもうけた。兜は、南蛮笠式兜。 ==概略== 現在流布している前田慶次郎の人物像は、『上杉将士書上』に記載された略伝の記述や、『常山紀談』・『可観小説』・『翁草』の逸話、明治~昭和にまとめられた『加賀藩史料』や『前田慶次道中日記』〔『前田慶次道中日記』(昭和初期に存在が判明したもので来歴不明)は、箱書きの記載により本人直筆とされているが、本文中に奥書(成立年や著者)はない。〕、米沢市の郷土史料類、などを基礎にして、隆慶一郎の小説『一夢庵風流記』、それを原作とした原哲夫の漫画『花の慶次』によって、広く知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「前田利益」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Maeda Toshimasu 」があります。
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