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剣璽[けんじ] 剣璽(けんじ)は三種の神器のうち、天叢雲剣と八尺瓊勾玉を併せた呼称。神器の勾玉を璽(あるいは神璽)とも呼ぶため、「剣璽」と称される。 == 剣璽の間 == 御所の天皇の寝室の隣に土壁に囲まれた塗り籠めの「剣璽の間」があり、そこに神剣(天叢雲剣の形代)と神璽(八尺瓊勾玉)が安置されている。神鏡(八咫鏡の形代)は宮中三殿の賢所に神体として唐櫃に納められて安置されている。中世の天皇は、剣璽の間の入口を背にして座るのが正式とされた〔〔京都御所と離宮 宮廷文化の美を撮る 1朝日新聞、2008〕。剣璽は天皇の寝室の隅に置かれたため、最初寝室であったものが、大切な物を置く場所になり、それが剣璽の間になったと考えられている〔『日本人とすまい3 しきり』リビング・デザイン・センター、1997年11月7日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「剣璽」の詳細全文を読む
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