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創作と批評(そうさく-ひひょう、)は、大韓民国の文芸学術誌。出版元は株式会社創批。白楽晴が編集人を務める。略称の「創批」(チャンビ)は韓国民に広く浸透している。 == 概要 == 季刊誌として1966年に創刊。アメリカ留学経験を持つ白楽晴の洗練された文学批評と共に、痛烈な政権批判を伴った政治批評が話題となり、民主化運動支持者を皮切りに大学生や市民に熱烈な支持を受ける。「真の民族文学」を提唱し、日帝植民地支配、アメリカ従属の克服、民族自決による南北統一を主張した。朴正煕政権下でも数々の言論弾圧を受けたが、朴大統領暗殺後の1980年に全斗煥政権の「言論統廃合」により強制廃刊となる。この政策は盧泰愚政権にも引き継がれ、1988年に復刊された。 強制廃刊の最中も雑誌名を変えて出版活動が継続され、「創作と批評」の精神は絶やされることはなかったが、1985年、不定期刊行物として『創作と批評』を強行出版に踏み切ったが、出版社自体が解散処分を受ける。同誌の支持者は韓国社会の広範に及んでおり、当局の厳しい弾圧姿勢は大いに市民の反発を招くこととなった。この言論弾圧を引き金に、1987年には大規模な民主化抗争(6月民主抗争)が韓国全土で展開され、ソウルオリンピックを前後して、ついに復刊が許された。 復刊後は、軍事政権の終焉と民主化時代をリードする立場から、韓国現代文学における重要な作品の発表の場となり、軍事政権下に弾圧されていた言論人(姜萬吉、李泳禧など)や国外で活躍する言論人(ブルース・カミングス、ウォーラーステイン、和田春樹など)を紹介し、民主化以降の韓国言論界の形成に大きな役割を果たした。 ながく国内雑誌発行部数1位の座を守り続けるなど、名実ともに韓国を代表する文芸誌とされる。2006年には創刊40周年を迎えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「創作と批評」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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