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創文社(そうぶんしゃ)は、日本の学術出版社。哲学、宗教、歴史、東洋学などの人文科学関係の専門書のほかに、法律学、法制史、政治学、経済史など社会科学系も多数刊行している。 弘文堂の内紛により、当時社員だった久保井理津男〔2002年に久保井自身により、回想と社史を兼ねた『一出版人が歩いた道』(非売品)が出版された。〕が、独立退社し1951年(昭和26年)11月3日に創業した。 著名な刊行書目に、哲学・キリスト教思想関連ではトマス・アクイナス『神学大全』、訳者の山田晶、稲垣良典を主にキリスト教中世哲学研究、『ドイツ神秘主義叢書』(刊行中)、カール・ヤスパースの『哲学』3部作、『ハイデッガー全集』(全100数巻で刊行中)など多数がある。 西洋史学・社会学の訳書ではアンリ・ピレンヌの『中世都市論集』、マルク・ブロック、ベネデット・クローチェ、マックス・ウェーバー等が〈歴史学叢書〉他で出版し、東洋学・中国文学研究は、主に〈東洋学叢書〉や〈中国学芸叢書〉で出されている。 月刊PR誌『創文』を1962年8月より発刊していたが、2010年10月号で「小誌の持つ使命・役割は果しえたもの」とみなし、12月号にて終刊する事が告知された。2011年より季刊として再発足した〔創文社/PR誌『創文』 〕。 == 関連項目 == *出版人 *学術出版 *知泉書館 *日本書籍出版協会 *東京大学出版会 *名古屋大学出版会 *京都大学学術出版会 *九州大学出版会 *大学出版部協会 *日本学術振興会 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「創文社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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