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宝蓮灯[ほうれんとう] 『宝蓮灯』 (ほうれんとう、Bǎoliándēng、バオリェンドン)は、中国の古代から伝わる神話伝説のひとつ。これまでに何度か、映像化や戯曲などの題材にされてきた。天界に住む仙女と人間の男性との婚姻を描いた異類婚姻譚のひとつ。 == ストーリー == 華山の上にある聖母宮に住む仙女の三聖公主(= 三聖母)は、人間界に住む書生の劉彦昌と相思相愛になり、沈香を産み落とす。三聖公主の兄であり、天界の司法の神でもある二郎神が天界へ連れ戻そうとするが、抵抗したため、三聖公主を華山・蓮花峰の下へ閉じ込めてしまう。 沈香は、普通の人間として生活していたが、ある日、自分に神通力とも呼べるべき不思議な力(法力という)が備わっていることに気付く。 伯父にあたる二郎神が、沈香に出生の秘密(自分の母親は仙女であること。自分は、仙女と人間のハーフであるので、法力が使えること)を告白する。沈香は、神通力が倍増する「宝蓮灯」を使いながら修行し、母親を助ける。 このストーリーから、宝蓮灯ではなく、「劈山救母(山を劈(開)いて、母を救う)」と呼ばれることもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宝蓮灯」の詳細全文を読む
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