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劉基[りゅうき]
劉 基(りゅう き、1311年 - 1375年)は中国元末明初の軍人・政治家・詩人・軍師。字は伯温。諡は文成。浙江省温州文成県南田出身。出身地の文成が後に青田とよばれたことから劉青田とも称される。 ==人物== 朱元璋に仕えて明を建国するに際し大きな功績を上げ、その後の明を安定させることに尽力した。また、宋濂と並んで当代随一の文筆家としても知られ、その著書として『郁離子』十巻、『覆瓿集』二十四巻、『写情集』四巻、『犁眉公集』五巻を後世に残す(ただし、この内『犁眉公集』五巻は、劉基没後、彼の長男の劉璉が父の残した草稿を集成し、名づけたものである)。中国では魔術師的な軍師として崇拝を受けており、三国時代の諸葛亮と並び称され、明初を舞台とする小説、戯曲等に登場することが多い。小説や戯曲ではもっぱら字で呼ばれるので、歴史上の人物であるにも関わらず字を取った劉伯温の方が親しまれている。二男は劉璟。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「劉基」の詳細全文を読む
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