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劉瑁 : ウィキペディア日本語版
劉瑁[りゅう ぼう]
劉 瑁(りゅう ぼう、生没年不詳)は、中国後漢末期の人物で、劉焉の三男。劉璋の兄である。は不詳。
長男劉範・次男劉誕・四男劉璋は長安の朝廷に出仕していたが、彼だけ別部司馬となり父の身辺にいた。呉懿の妹に高貴の相があると聞いた劉焉が、彼女を劉瑁の妻とした。
曹操が荊州を制圧すると、劉璋は陰溥を使者として派遣して曹操に敬意を表した。曹操は劉璋に振威将軍の将軍位を与えた。この際、劉瑁は平寇将軍の官位を貰っている。その後、精神病を病み間もなく亡くなった〔『三国志』蜀志「劉二牧伝」 璋聞曹公征荊州、已定漢中、遣河内陰溥致敬於曹公。加璋振威將軍、兄瑁平寇將軍。瑁狂疾物故〕。
劉備は入蜀後、劉瑁の未亡人であった呉氏を自分の後妻にした。この呉氏が後の穆皇后である。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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