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劉知遠 : ウィキペディア日本語版
劉知遠[りゅう ちえん]

劉知遠(りゅう ちえん)は、五代後漢の初代皇帝廟号高祖太原の人。
== 生涯 ==
テュルク系突厥沙陀部出身。父の劉琠後唐李克用の列校をつとめた。
はじめ後唐明宗に仕え、その後は後晋の高祖石敬瑭に仕えた。
後晋の建国に大功を挙げたため、天福9年(944年)に幽州道行営招討使に任じられるなど軍の要職を歴任した。
石敬瑭が契丹燕雲十六州を割譲しようとしたときは強く反対したが、容れられなかった。
出帝のとき、後晋は契丹による侵攻を受けたが、劉知遠は軍を出さなかった。そして出帝が契丹に捕らえられて後晋が滅亡すると、河東行軍司馬の張彦威に無主となった中原で皇帝即位を薦められたが、この時は拒絶している。
しかし天福12年(947年)2月、開封にて自ら即位して国号を「漢」とし、翌948年1月に乾祐と改元し、名をと改めたが、同年に崩御した。享年54。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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