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加藤 俊徳(かとう としのり)は、医師、医学博士。 脳画像診断医、小児科専門医。株式会社脳の学校(KATOBRAIN Co.,Ltd.)の創業者。現在は、ヒトの脳研究者、医師として活動する傍ら、脳の学校の代表を務め、MRI脳個性鑑定、おとなと子どもの発達障害の診断と支援サービス、脳科学研究の支援事業、脳科学情報の提供、脳商品開発事業に従事している。 == 略歴 == 新潟県三島郡寺泊町野積(現:長岡市)生まれ。寺泊町立野積小学校、寺泊町立寺泊中学校、新潟県立長岡高等学校を経て昭和大学医学部卒業。同大学院修了。 1991年,光で脳機能を計測する近赤外線分光法(NIRS)を用いた光脳機能計測法を最初に実現した第一発見者で、fNIRSの生みの親である〔 高嶋幸男,加藤俊徳,他.NIR Spectroscopyによる局所脳血流変動の観察.心身障害児(者)の医療療育に関する総合的研究の報告書(厚生省)p.179-181 (1992)〕 〔 Kato T, Kamei A, Takashima S, Ozaki T. Human visual cortical function during photic stimulation monitoring by means of near-infrared spectroscopy. J Cereb Blood Flow Metab 13: 516-520 (1993))〕〔 Ferrari M, Quaresima V.A. Brief review on the history of human functional near-infrared spectroscopy (fNIRS) development and fields of application.Neuroimage. 2012 Nov 1;63(2):921-935. doi: 10.1016/j.neuroimage.2012.03.049. Epub 2012 Mar 28.)〕〔 Kato T: Principle and technique of NIRS-Imaging for human brain FORCE: fast-oxygen response in capillary event. International Congress Series:1270C, 88-99 (2004)〕。 1990年代のfMRIの創成期である1995-2001年:米国ミネソタ大学放射線科MR研究センターに在籍し、fMRIの原理にも精通している脳機能イメージングのパイオニアの一人である〔 加藤俊徳、小川誠二 fMRI: a new aspect of temporal response. 臨床精神医学講座 24 精神医学研究方法 p302-315 中山書店 東京 (1999)〕 〔 加藤俊徳 1.5Tと4TにおけるfMRIの原理と測定法. 臨床精神医学講座 10:精神科臨床における画像 p47-78 中山書店、東京 (2000)〕〔Yamamoto T, Kato T.Paradoxical correlation between signal in functional magnetic resonance imaging and deoxygenated haemoglobin content in capillaries: a new theoretical explanation. Phys Med Biol.47(7):1121-1141(2002)〕。 現メーヨークリニック神経内科教授とのアルツハイマー病の脳機能研究〔 Kato T, Knopman D, Liu H.Dissociation of regional activation in mild AD during visual encoding: a functional MRI study.Neurology;57(5):812-816 (2001)〕や認知症予防の活動〔100歳まで成長する脳の鍛え方 (主婦の友社)〕〔いくつになっても脳は伸びる!「認知症」は脳を鍛えてくいとめる!(PHP研究所)〕 も行っている。 現在、株式会社脳の学校 代表取締役(2006年6月1日 - )。脳の新しい見方「脳番地」論を提唱〔脳番地を鍛える - 潜在能力を引き出すトレーニング (角川SSC新書)〕〔脳番地を強くする - あらゆる能力が飛躍的にアップ! 日本実業出版社〕。大人や子どもの発達障害に脳の海馬回旋遅滞が関与している事実を報告〔広汎性発達障害における海馬回旋遅滞症. BRAIN MEDICAL 16 p307-17 (2004)〕〔小児医療最近の進歩、脳画像からみた広汎性発達障害. 小児科 46 p363-73 (2005)〕〔海馬回旋遅滞症. Annual Review神経, 中外医学社 p340-348 (2006)〕。MRI脳画像を用いた脳個性を鑑定することができる〔脳は自分で育てられる- MRIから見えてきた「あなたの可能性」(光文社)〕〔MRI分析でわかった東大脳になる勉強習慣 (PHP研究所)〕。ベクトル法NIRSを開発〔Yoshino K, Kato T.Vector-based phase classification of initial dips during word listening using near-infrared spectroscopy. Neuroreport. 23(16):947-951 (2012)〕。脳番地アクティビティを診断する新しい脳機能解析法SRIを発明〔脳機能解析支援装置及びプログラム 特許2008-124257〕。所属学会:日本小児科学会、日本放射線学会、日本磁気共鳴学会、北米放射線学会、Organization for Human Brain Mappingほか。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加藤俊徳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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