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加藤 条治（かとう じょうじ、1985年2月6日 - ）は、日本のスピードスケート選手。山形県山形市出身。日本電産サンキョー所属。 ==略歴== 四人兄弟の末っ子。兄たちの影響でショートトラックからスケートを始め、その後スピードスケートに転向。 北海道や長野県の選手が多数を占めるスピードスケート界では珍しい山形市出身。山形中央高時代、インターハイ男子500mで三連覇を達成〔日刊スポーツ2014年1月22日北海道版18面「全国高校スケート3連覇達成者」より〕。日本人選手として史上初めて高校3年時にスピードスケート・ワールドカップ（W杯）代表に選ばれ、2002年12月に初出場した長野大会で3位入賞。その翌週に中国・ハルビンで行われたW杯では、当時日本スケート界の第一人者だった清水宏保を破り、2位に入る。2003年1月のソルトレイクシティ大会では34秒88の世界ジュニア新記録を樹立し、同年に34秒75まで更新した〔この記録は現在ローラン・デュブレイユが保持している。〕。高校生ながらデビュー以来W杯の表彰台に上がり続け、卒業後は三協精機へ入社。 2005年3月にドイツ・インツェルの屋外リンクで行われた世界距離別選手権で優勝し、2位に入った清水宏保とともにトリノオリンピック代表に内定。2005年11月、アメリカ・ソルトレイクシティのユタ・オリンピックオーバルで行われたW杯で、清水の持つ世界記録34秒32をおよそ5年ぶりに更新する34秒30の男子500m世界新記録（当時）をマークし、W杯自身初優勝を果たした。 世界記録保持者として臨んだトリノオリンピックではメダル候補として期待されるも、6位に終わる。 自身の持っていた500m世界記録は、現在はカナダ人選手ジェレミー・ウォザースプーン（34秒03）が保持している。自己ベストは2013年の世界スプリント選手権で記録した34秒21で、これは現在の日本記録である。 2008年-2009年シーズンの後半には大スランプに陥る。コーナーで右足が置けなく等の症状が出て、過去に何人もの選手が引退に追い込まれた奇病「（足が）ブラブラ（する）病」の疑いがあった。 治るか治らないかギリギリの状態ではあったが、オフは練習に明け暮れた。そのうちに右半身の筋力が極端に落ちていたことがわかり、体のバランスを矯正〔加藤 悔しい銅も「ギリギリ合格かな」 スポーツニッポン2010年2月17日号〕。オリンピックの代表権を手に入れた。 2010年バンクーバーオリンピック、スピードスケート男子500mでは銅メダルを獲得。 2014年ソチオリンピックではメダル獲得が期待されたが、5位に終わった。現役は続行するが、平昌オリンピックを見据えて翌シーズンは休養した。〔加藤条治が来季休養 平昌五輪金へ決断 日刊スポーツ 2014年5月11日〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「加藤条治」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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