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劣後ローン[れつごろーん]
劣後ローン(れつごローン)は、他の特定の債権又は一般の債権より支払い順位が劣るローン。 ==概要== 融資先が解散したり破綻した時に負債を全て支払った後、資産が残っていれば債務が弁済される。つまり債務超過で会社更生法などが適用された際はまず返済される見込みがないと思ってよい。 リスクが高い為に利子が通常より高くなる。株式(特に無議決権優先株)に近い性質を持っている為、銀行、保険会社、証券会社では自己資本規制比率上の自己資本の一部とみなされる(企業会計上は負債になる)。日本では1990年から解禁された。 劣後ローンは、一部自己資本に算入できるため、バブル崩壊後、銀行・生保などで用いられた。また銀行への公的資金投入の際にも一部この方式での資本注入が行われた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「劣後ローン」の詳細全文を読む
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