翻訳と辞書
Words near each other
・ 労働は自由をつくる
・ 労働を卑しむ
・ 労働を賤しむ
・ 労働を通じた絶滅
・ 労働を通じての絶滅
・ 労働インターナショナル・フランス支部
・ 労働シオニズム
・ 労働シオニズム運動
・ 労働ビッグバン
・ 労働三権
労働三法
・ 労働不足
・ 労働争議
・ 労働事務次官
・ 労働交渉
・ 労働人口
・ 労働人民進歩党
・ 労働代謝
・ 労働会館前停留場
・ 労働会館前駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

労働三法 : ウィキペディア日本語版
労働法[ろうどうほう]

労働法(ろうどうほう、:Arbeitsrecht、:droit du travail、:labor law)とは、労働関係および労働者の地位の保護・向上を規整するの総称である〔大辞林【労働法】〕。
== 概要 ==
労働法は、資本主義における労働の諸関係を、《労働者の生存権》という法理念にもとづいて規律する法体系のことである〔ブリタニカ百科事典【労働法】〕。
;背景と歴史
近代以降の資本主義の展開にともなって、労働者と使用者(経営者雇用主)の力関係(労使関係)に著しい落差・不平等が生じ〔、過長な労働時間過労) 等、劣悪な労働条件の下での労働を強いられ、また(労働者は労働を売ることのみが生きるための手段になっていたにもかかわらず)低賃金しか払われず、ひどく搾取されることになった〔。
古典的な近代市民法は、自由平等を原則としていて、(世の中の現実を無視して)労働者と使用者が対等平等な状態にいるとみなして、個別的な契約の自由ばかりを固守してしまい〔、こうした労働者の保護が十分にできなかったため、労働法のほうは、社会における労使の現実を直視して成立した〔。
別の言い方をすると、労働者の生存を保障するための市民法原理の修正として、社会権思想に基づいた労働法が生まれたのである。最初の労働者保護立法は、イギリスで1802年に制定された工場法である。その後、第一次世界大戦後のワイマール・ドイツにおいて、労働法は独自の法分野として確立した〔『労働法 第4版』朝倉むつ子・島田陽一・盛誠吾 著、有斐閣、2011年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「労働法」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Labour law 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.