動物霊[どうぶつれい]
動物霊とは、死後の動物の霊魂、もしくは動物の精霊のこと。
==神道における動物霊の取り扱い==
神道はアニミズムであり、万物に霊魂が宿るとする思想から、動物にも霊魂があると基本的には捉え、よく自然現象の不可思議な力に結び付ける傾向が見られる。これは、「狼」の語源を「大神」としたり、「大蛇(おろち)」の語源を「峰ろ霊」とする所からも窺うことができる点である。
具体例としては、東京都青梅市の武蔵御嶽神社の境内には、狼を祀る大口真神社があり、東京都江戸川区鹿骨には、神鹿を祀る鹿見塚神社が存在する。
猶、神道において、霊力を持つ狐を「お稲荷さん」として畏み奉る信仰があるが、これは元、五穀豊穣の神である「御食津神(みけつかみ)」を、いつしか「三狐神」と当て字したことに由来する俗信である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』
■ウィキペディアで「動物霊」の詳細全文を読む