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音圧信号や加速度信号の処理における動特性とは、マイクロホンや振動センサーの出力信号を連続的逐次的に実効値化した信号に対して施す、時定数で代表される1次遅れ特性のことである。 これらの時定数は、人間の感覚特性をも考慮して設定されていることがあるが、各分野において幾つかの代表的な値が定められ、使用されている。同一のセンサー信号に対して時定数を変更することによって一般に、レベル値は異なったものとなる。 == 定義 == 音圧レベルの動特性には次のような規格がある。 *Slow特性: 時間重み特性Sとも呼ぶ。時定数 1秒 *Fast特性: 時間重み特性Fとも呼ぶ。時定数 0.125秒 JIS C 1509-1:2005などで規格化されている。 振動レベルの動特性には次のような規格がある。 *時定数 0.63秒 JIS C 1510-1:1995などで規格化されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「動特性」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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