翻訳と辞書
Words near each other
・ 勝央SA
・ 勝央インターチェンジ
・ 勝央サービスエリア
・ 勝央ジャンクション
・ 勝央町
・ 勝女姫
・ 勝如
・ 勝妙寺
・ 勝妙寺 (高崎市)
・ 勝姫
勝子
・ 勝守理
・ 勝安房
・ 勝安芳
・ 勝宮川春水
・ 勝小吉
・ 勝小鹿
・ 勝尾城
・ 勝尾寺
・ 勝尾寺川


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

勝子 : ウィキペディア日本語版
勝子[かつこ]

勝子(かつこ、生没年不詳)は、戦国時代の、織田信行の侍女。
織田信行の寵臣である津田八弥と婚約していたが、佐久間七郎左衛門なるものが津田を暗殺して斎藤道三のもとにはしると、復讐をこころざし、名をいつわって、道三の孫ともいう斎藤龍興の夫人の侍女となって、その機をうかがった。
たまたま城中で騎射がもよおされたとき、射士のなかに七郎左衛門がいることを知り、匕首をふるって、これを刺し殺した。
城中に禁錮されたが、龍興の夫人にすくわれて城中をのがれ、縁によって徳川家康の臣である大須賀康高のもとに投じた。
家康はこれを聞いて勝子を城中に置いた。
七郎左衛門の兄である盛政が織田信長に懇願して勝子を得ようとしたが、家康はがえんじることなく、信長と家康とのあいだに隙が生じようとしたのをうれえて勝子は自刃した。
家康は、その義烈を賞してあつくほうむった。
==参考文献==

*真田増誉『明良洪範』巻之二十四


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「勝子」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.