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勝尾城[かつのおじょう]
勝尾城(かつのおじょう)は佐賀県に存在した山城。 == 概要 == 鳥栖市の標高501.3mの城山山頂に位置する。安良川とその支流の四阿屋川の谷に挟まれた要害だった。支城に鏡城、葛籠城、鷹取城がある。 応永30年(1423年)に渋川義俊が勝尾城を築いたと『肥前国史』にあるが、『歴代鎮西要略』では延徳3年(1491年)に渋川義基が築いたとされる。当城は九州の南北・東西の交通の十字路にあたるため、長く渋川氏と少弐氏との争いの舞台となった。やがて少弐氏は大内氏の傘下に入って助力を得て、永正18年(1521年)には少弐氏一族の筑紫満門が当城の城主となっている。天正14年(1586年)には筑紫広門が島津家久の攻撃を受けて当城は落城し、以後は廃された。 城跡には石垣、土塁等の遺構があり、良好に保存されている城下町遺跡とともに「勝尾城筑紫氏遺跡」として2006年に国の史跡に指定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勝尾城」の詳細全文を読む
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