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勢田川[せたがわ]
勢田川(せたがわ)は三重県伊勢市を流れる宮川水系の一級河川。伊勢市街地を流れる主要な河川である。 江戸時代にはお蔭参りの客や物資の輸送で大変賑わったが、第二次世界大戦以後は陸上交通の発達によって急速に衰退した。また、市内の生活排水が一挙に流入することで水質汚濁が進行している。 == 地理 == 三重県伊勢市の南部・鼓ヶ岳を水源とする。伊勢市を代表する二大河川の宮川と五十鈴川にはさまれた地域を流れ、いくつかの支流を合流し、河口付近で五十鈴川と合流し伊勢湾に注ぐ。 御贄川(おんべがわ)の異名を持つことから分かるように、伊勢神宮へ献上するための魚を獲っていた川である。ほかにも小田川(おだがわ)・尾上川(おべがわ)ともいう〔平凡社、1983、649ページ〕。古い文献には「勢伊太川」の表記もある〔。勢田川の名は「瀬の多き川」に由来するという〔「角川日本地名大辞典」編纂委員会、1983、633ページ〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勢田川」の詳細全文を読む
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