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勲一等瑞宝章 : ウィキペディア日本語版
瑞宝大綬章
瑞宝大綬章(、)は、日本の勲章の一つ。瑞宝章の最高位で、2003年(平成15年)の栄典改革以前の勲一等瑞宝章に相当する。
==概要==
瑞宝大綬章は、瑞宝章の最高位の勲章である。瑞宝章1888年明治21年)1月4日に制定され、2003年平成15年)に改正された。勲章のデザインは、古代の宝であった宝鏡を中心に大小16個の連珠を配して、四条ないし八条の光線を付する。紐(ちゅう、正章と綬をつなぐ部分)には桐の花葉を用いている。綬(リボン)は、織地藍色、双線橙黄色。
瑞宝大綬章の受章者には、中央省庁の事務次官検事総長特命全権大使会計検査院長、主要大学の学長などを経験した者が多い。栄典改革前の勲一等瑞宝章は、大企業の経営者に授与されることも多く、トップに勲一等瑞宝章が授与される企業は俗に「瑞一企業」とも呼ばれた。栄典改革後には、瑞宝大綬章は公務員であった者に授与されることが多く、大企業の経営者には旭日大綬章など旭日章を授与する例が多い。これは、栄典改革の際に「勲章の授与基準」(2003年(平成15年)5月20日閣議決定)を改正したことによる〔勲章の授与基準 、2003年(平成15年)5月20日閣議決定(最終改正2006年(平成18年)12月26日)。〕。
瑞宝章は、「国及び地方公共団体の公務又は…公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた者を表彰する場合に授与する」と定められ、その授与基準は、「その者の果たした職務の複雑度、困難度、責任の程度等」について評価を行い、特に重要と認められる職務を果たし成績を挙げた者に対しては瑞宝重光章以上を授与すると定められている〔。この授与基準によれば、「事務次官の職を務めた者」には瑞宝重光章を授与すると定めているが、「その者の功労全体を総合的に評価して、より上位の勲章の授与を検討することができる」としたため、事務次官経験者に瑞宝大綬章を授与することもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「瑞宝大綬章」の詳細全文を読む



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