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匂坂春平 : ウィキペディア日本語版
匂坂春平[さきさか しゅんぺい]
匂坂 春平(さきさか しゅんぺい 1883年(明治16年)1月30日1953年(昭和28年)8月19日)は、日本の法務官検察官五・一五事件二・二六事件に関する軍法会議において主席検察官を務めた。
630点にものぼる彼が残した軍法会議の裁判資料は息子の哲郎により自宅で保管されていたが、1987年になって初めて公表され、澤地久枝らの校訂により角川書店から全8巻が出版された。また1988年NHK特集『二・二六事件 消された真実―陸軍軍法会議秘録』(ディレクターは中田整一)において、その内容が紹介された。
現在は国立国会図書館に譲渡・保管されている。
==略歴==

*1883年 静岡県に出生。
*1904年 明治法律学校を卒業し、司法官試補となる。
*1932年 第1師団法務部長
*1933年 法務局局員
*1936年 兼東京陸軍軍法会議法務官
*1938年 関東軍法務部長
*1942年 法務訓練所長
*1945年 4月、予備役
*1953年 自宅で脳溢血により死去

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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