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包括利益の表示に関する会計基準 : ウィキペディア日本語版 | 包括利益計算書
包括利益計算書(ほうかつりえきけいさんしょ、statement of comprehensive income)または損益及び包括利益計算書 (そんえきおよびほうかつりえきけいさんしょ)は、企業会計において、資本取引以外による純資産の変動(包括利益)を報告する、財務諸表の一部である。日本においては、企業会計基準委員会の設定する企業会計基準第25号「包括利益の表示に関する会計基準」において規定されている。 == 概要 == 資本取引以外による純資産の変動のことである包括利益は、企業の事業活動の成果を示す当期純利益とは異なった概念である。包括利益では、当期純利益に加えて、「その他の包括利益」(その他有価証券評価差額金や繰延ヘッジ損益、外貨換算調整勘定などの変動額)が含まれる。 日本においては、連結財務諸表で包括利益を表示することが求められている〔企業会計基準第25号「包括利益の表示に関する会計基準」16-2項によれば、本会計基準は、当面のあいだ、個別財務諸表には適用されない。、〕。そのために包括利益計算書(または損益及び包括利益計算書)が用いられる。 ただし、これは当期純利益にかわって包括利益を最も重要な指標として扱うものではなく、両者を併用して利用することを想定している〔企業会計基準第25号「包括利益の表示に関する会計基準」第21項〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「包括利益計算書」の詳細全文を読む
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