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包蘭線[ほうらんせん]
包蘭線(ほうらんせん)は中華人民共和国の国鉄鉄道路線。内モンゴル自治区包頭市と甘粛省蘭州市を連絡する。全長は990km。 == 概要 == 京包線の西への延長路線として建設された。京包線と併せて隴海線同様に東西を結ぶ重要幹線である。包頭からほぼ黄河に沿って走り、恵農から寧夏回族自治区に入り、銀川市を経由して幹塘を超えて甘粛省に入り蘭州に至る。宝中線と併せ、寧夏回族自治区の動脈である。中衛から幹塘にかけてはトングリ砂漠の辺縁を通り、中国で初めての砂漠を走る鉄道となった。様々な防砂、治砂処置に対して、1987年に中国国家科学技術進歩特等賞を受賞した。包頭~恵農間と中衛~幹塘間が複線である〔海外鉄道技術協力協会編集『最新 世界の鉄道』 ぎょうせい(2005年6月再版) ISBN 4-324-07626-X C0065 p.40-41〕。残る区間も複線化し、更に高速化する計画がある〔包蘭鉄路銀川 - 恵農段年内開工(火車網) 〕。起点から423.0km(落石灘~恵農間)までがフフホト鉄路局、そこから終点までが蘭州鉄路局に属している〔蘭州鉄路局概况(中華人民共和国鉄道部) 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「包蘭線」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Baotou-Lanzhou Railway 」があります。
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