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包装ギレ : ウィキペディア日本語版
ラップ・レイジ

ラップ・レイジ( )とはヒートシール加工したプラスチックのブリスター包装やクラムシェル包装などのパッケージをうまく開封できないときに感じる激しい怒りフラストレーションのことで、2000年代に登場した比較的新しい言葉である。消費者商品を開封するときの道具あるいはパッケージそのもので指を切ったり手首をひねったりして年間に何千回もの怪我をしているため、要望に応じて開けやすい仕組みを導入することはエンドユーザーにとっての利便性の向上につながる。
==背景==
包装というのは、種類によっては開封することが難しい仕様にしなければならないものもある。例えば一部の市販薬は、想定されている人が利用するまえに他の人が無許可で開けたりしないように、もしくは子供が開けてしまわぬように、不正開封を防止する仕組みをそなえることを定めた法規がある。そうではない包装にも、例えば外側には手をつけず中身だけを盗まれたり万引きされることを減らすために開封しにくくしているものがある。
硬い樹脂のブリスター包装は出荷時に製品を保護してもいる。また透明プラスチック(透明ビニール)を使っているのも消費者が購入する前に直接商品を目でみることができるからである。
「ラップ・レイジ」という言葉自体はこの現象に注目したマスコミによる造語である。「パッケージ・レイジ」という言葉もあり、1998年には使われ始めているが、英英辞典の『ワード・スパイ』は「ラップ・レイジ」の初出を2003年のデイリー・テレグラフ紙に求めている。はこの言葉を2007年の最も「便利な」言葉の1つにノミネートしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラップ・レイジ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wrap rage 」があります。



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