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化石海水[かせきかいすい]
化石海水(かせきかいすい、英語:fossil salt water)とは、昔の海水が地層の隙間などに閉じ込められたもの。帯水層中に貯留する液体が昔の海水であること。化石(生物等の遺骸)とは無関係で、比喩的な表現である。 == 成因 ==
* 海底で地層ができるとき、礫や砂などある程度大きい粒の間には隙間があり、そこに海水が取り残される。通常はその上に堆積した地層の重さで押し出されるなどしてほとんどなくなると考えられているが、なんらかの条件が揃うと堆積当時の海水がそのまま閉じ込められたり、あるいは成分が砂などに張り付く形で残留することがある。地層が陸化した後も淡水の地下水とほとんど混ざることなく成分が保存される。 * 帯水層中に塩水くさびとして進入した海水、または堆積盆地形成期における海底下の堆積層中の海水帯水層、これらが地質構造運動等のきっかけで陸化し、それらが帯水層中に貯留したままの状態となって形成される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「化石海水」の詳細全文を読む
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