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骨髄炎[こつずいえん] 骨髄炎(こつずいえん)は、骨髄の炎症。細菌感染によるものがほとんど。原因菌としてはブドウ球菌、緑膿菌、表皮ブドウ球菌、変形菌、MRSAなどがある。化膿性骨髄炎ともいわれる。急性と慢性に分かれる。 == 概要 == 骨の組織に、細菌などの微生物が感染して化膿するもので、難治性の疾患である。 骨の外傷(開放性骨折、複雑骨折、粉砕骨折、外科手術、骨髄穿刺、銃による外傷等)などによって、細菌が骨髄に入って増殖して炎症を起こす場合や、血流に乗って細菌が骨髄に達して増殖(血行性感染)して骨髄炎となる場合がある。 そのほか、局所の血行障害(糖尿病、褥瘡)によって生じる皮膚の潰瘍では、バリアーである皮膚が破壊されて骨への感染が起こる場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「骨髄炎」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Osteomyelitis 」があります。
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