翻訳と辞書
Words near each other
・ 化隆
・ 化隆回族自治県
・ 化隆県
・ 化順
・ 化食養脾湯
・ 化骨
・ 化骨性筋炎
・ 化骨性線維腫
・ 化骨性軟骨腫
・ 化骨性骨膜炎
化鯨
・ 北
・ 北 (国立市)
・ 北 (曖昧さ回避)
・ 北 (流山市)
・ 北01 (東武バス)
・ 北02 (東武バス)
・ 北07 (京王バス)
・ 北11・五28 (東武バス)
・ 北11・五28・花01 (東武バス)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

化鯨 : ウィキペディア日本語版
化鯨[ばけくじら]
化鯨(ばけくじら)は、日本怪物妖怪である。白い骨格のみの姿をしたクジラであり、骨鯨(ほねくじら)とも呼ばれる。
== 伝承 ==
まだ日本海でも多くのクジラが獲れた時代、出雲国(現・島根県北東部)は島根半島での話〔。
ある雨の夜、沖合いから大きくて白い何者かが海岸へと近づいてきた。漁師たちが眼を凝らして見ると、どうやらそれはクジラらしいと分かったので、いそいそとこぞってを漕ぎ出していつものにかかったが、いくら(もり)を投げ込んでもその獲物はビクともしない。
不思議に思ってよく見れば、獲物と映っていた大きな体はただ白い骨ばかりのヒゲクジラで、皮や肉はどこにも見当たらなかったという〔。
そのうち、あたり一面は奇妙な姿の魚どもで満ち溢れ、さらには妖しげな鳥までが目の前に現れたが、潮が引くに連れて、それらは何事も無くはるか沖の彼方へと去って行った〔。
漁師たちはこの怪を、死んだクジラが怨霊となって現れたものだろうと噂し合った。なお、これよりのち化鯨が現れたことは一度も無い〔。
また、1983年春には石川県鳳至郡(現・鳳珠郡穴水町の前波漁港で、沖合い500メートルで巨大な骨格らしき物体が引き上げられ、「骨くじら」と呼ばれてマスコミに報道された事例もある。全長5メートル、太さは50センチメートルから1.5メートルにもおよび、現地の漁労長は、クジラの骨だとすれば全長100メートルもあるだろうと語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「化鯨」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.