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北上盆地[きたかみぼんち]
北上盆地(きたかみぼんち)は、岩手県の西部にある北上川流域の盆地。北上平野とも言う〔(岩手大学教育学部研究年報第51巻第1号(1991.10)105~118、1991年6月28日)〕。西を奥羽山脈、東を北上高地に挟まれ、北は西岳()の山麓の岩手町辺りから始まり、南は北上川の流出部である狐禅寺狭窄部()〔(国土交通省「河川整備基本方針 > 北上川水系 」)〕がある一関市付近まで、直線距離で南北約120kmにわたって続く細長い盆地である。 == 地勢 == 岩手県の総人口約140万人の内、約90万人ほどが住む岩手県の主要部。北部に盛岡都市圏、中部に北上都市圏、南部に水沢都市圏および一関都市圏の計4つの都市圏がある。県による地域圏としては、盛岡都市圏に相応する盛岡広域振興圏と中南部3都市圏を合わせた県南広域振興圏に40-50万人程度ずつ南北2分割がなされている。旧盛岡藩と旧仙台藩の境界は、中部の北上都市圏と南部の水沢都市圏の間にある。 盛岡都市圏は北東北最大の人口を擁し、北東北の経済(北東北の支店都市経済)の中心地であり、東北新幹線と秋田新幹線が分岐する鉄道の要衝である。北上都市圏は、東北自動車道と秋田自動車道が分岐し、花巻空港を擁する交通・流通の要地で、内陸工業の集積地となっている。水沢都市圏の農業は米の単作地であるが、前沢牛を始めとする高級和牛牛肉の産地ともなっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北上盆地」の詳細全文を読む
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