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北勝森文仁 : ウィキペディア日本語版
北勝森文仁[ほくともり ふみひと]
北勝森 文仁(ほくともり ふみひと、1971年9月8日 -)は、青森県出身の元大相撲力士。八角部屋所属。本名は鶴賀文仁。得意技は突き、押し。
== 来歴 ==
日本大学では4年次の学生横綱をはじめ多数のタイトルを獲得した。八角部屋に入門し1994年1月場所幕下付出で初土俵。現在に至るまで稽古の重要性を頻繁に訴える八角親方は意外にも、勧誘の際に鶴賀に対して「自主性に任せる。」と話し、これが入門の決め手となった。体重は205kgで当時史上最重量の新弟子として注目を集めた。
しかし糖尿病などの影響で思うような成績が残せず、1998年3月場所限りで引退した。最高位は幕下11枚目。
デビュー当時序二段だった北勝力に対ししごきを行っていたが、番付を逆転されると逆に自らが仕返しを受けたことも引退の一因とされている。
引退後は青森の公社で団体職員を行っている。その後、武双山の引退相撲に出席しているところを目撃されており、太い指に結婚指輪をしていた。
北勝森が引退した5ヶ月の1998年8月、八角はその無念を晴らすために山形県立加茂水産高校の2年生であった上林義之を部屋の北海道合宿に誘い、この合宿が入門の動機になることを期待していた。そして上林は学生横綱になって八角の元へ現れ、2004年3月に幕下付出で入門。苦節9年の土俵生活の末ついに幕内昇進を果たした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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