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北区立稲付中学校(きたくりつ いなつけちゅうがっこう)は、東京都北区赤羽西六丁目にある、公立の中学校。2014年(平成26年)6月1日現在の生徒数は15学級394人(特別支援学級含む)〔北区教育委員会(2014):3ページ〕。 日本国以外の国籍を持つ生徒のための「日本語適応指導教室」を設置するほか、日本オリンピック委員会(JOC)の協力を得てオリンピック選手が講師を務める「オリンピック教室」を開講するなどの特色ある教育を実施している〔北区教育委員会「くおん」編集委員会 編(2012):ページ番号なし〕。味の素ナショナルトレーニングセンターが隣接しており、JOCエリートアカデミーに在籍する中学生は基本的に稲付中学校に通学することになっている。 == 沿革 == === 稲付中学校の開校 === 1947年(昭和22年)4月1日、北区立稲付中学校が創立する〔創立50周年記念誌編集委員会 編(1997):14ページ〕。同年5月5日に開校式と入学式を挙行し、最初の生徒367人が入学した〔。授業を開始したのは5月16日である〔。創立当初は稲田小学校から9教室を借用して授業を行ったが、教室には机すらなく床に座ってみかん箱を机替わりにし、雨漏りが激しく雨が強くなると授業を打ち切って下校させるなど、恵まれない環境だった〔創立50周年記念誌編集委員会 編(1997):14, 27ページ〕。5月17日には当時の教諭のデザインによる校章が制定された〔。1948年(昭和23年)4月7日、新入生の入学に伴い、稲田小学校からの借用教室を13に増やすとともに、清水小学校からも4教室を借り、2年生の一部は清水小学校から借用した教室へ通学することとなった〔。同年5月15日、それまで「奨学会」と称していた組織を「PTA」に改称した〔。 1949年(昭和24年)3月17日に新校舎の起工式が執り行われ、同年7月15日に落成式が行われた〔。校舎の建設場所は現校地と同じである(当時の住所表記は北区稲付島下町1-1)〔。翌1950年(昭和25年)4月13日には6教室の増築工事の起工式を行い、同年7月17日に増築校舎が完成したことで清水小学校へ通っていた2年生が本校へ通学できるようになった〔創立50周年記念誌編集委員会 編(1997):15ページ〕。さらに同年11月3日には「姥が橋分校」の建設に着手、1951年(昭和26年)9月8日に落成式を挙行、稲田小学校へ通学していた1年生が姥が橋分校へ通学するようになった〔。姥が橋分校は1952年(昭和27年)4月1日に姥が橋中学校として独立した〔。 1953年(昭和28年)5月1日、生徒会が発足する〔創立50周年記念誌編集委員会 編(1997):16ページ〕。同年10月6日には校舎増築起工式を行い、1954年(昭和29年)3月11日に落成式を迎えた。更に翌1955年(昭和30年)10月25日には4教室の増築と講堂の新築工事が始まり、1956年(昭和31年)4月28日に完成した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北区立稲付中学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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