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北原人形芝居 : ウィキペディア日本語版
北原人形芝居[きたばるにんぎょうしばい]
北原人形芝居(きたばるにんぎょうしばい)は、大分県中津市大字北原に伝わる伝統芸能人形芝居。1957年3月に大分県の無形民俗文化財に指定されている。
== 概要 ==
中津市北原にある原田神社で毎年行われている万年願という無病息災を祈る祭事で奉納される人形芝居である。毎年立春に奉納されてきたが、1997年からは2月の第1日曜日に行われている。
鎌倉時代に、出家して全国を巡っていた北条時頼がこの地で熱病に倒れた際に、村人の看護により回復し、その祝いの席で村人が手の甲に目鼻を書いて踊らせたところ、時頼がこれをことのほか喜び、この土地は海や山に恵まれないのでこの踊りを業にせよ、と言ったことに由来すると伝えられる。江戸時代には九州各地を巡業していたとされる。
一時は後継者難から廃れかけたが、保存会や1969年に中津市立三保小学校で発足した人形クラブが伝統を伝え、1991年には北原人形芝居奉納会が結成されて人形芝居を継承している。
北原人形芝居の基本は、浄瑠璃に乗せて、頭と右手の担当、左手の担当、足の担当の3人1組で一体の人形を操る三人遣いであるが、2001年には、足の指で人形のかかとを挟んで1人で操演する挟み遣いが復活した。これは全国でも北原人形芝居にのみ伝わる独特の操演法である。
演目には、「翁渡」(おきなわたし)、「傾城阿波鳴門」(けいせいあわのなると)、「伊達娘恋緋鹿子」(だてむすめこいのひがのこ)、「日高川安珍清姫」(ひだかがわあんちんきよひめ)、「日高川入相花王」(ひだかがわいりあいざくら)、「絵本太功記」(えほんたいこうき)等がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「北原人形芝居」の詳細全文を読む



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