翻訳と辞書
Words near each other
・ 北向き
・ 北向三品局
・ 北向十一面岩屋観音
・ 北向地蔵
・ 北向地蔵 (大阪市)
・ 北向地蔵 (神戸市)
・ 北向地蔵 (藤沢市)
・ 北向山不動院
・ 北向山霊験記戸隠山鬼女紅葉退治之傳全
・ 北向由樹
北向観音
・ 北向道陳
・ 北吸赤れんが倉庫群
・ 北吸赤レンガ倉庫群
・ 北吸駅
・ 北吹雪弘士
・ 北周
・ 北周書
・ 北和
・ 北和気村


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

北向観音 : ウィキペディア日本語版
北向観音[きたむきかんのん]

北向観音(きたむきかんのん)は、長野県上田市別所温泉にある天台宗寺院。近隣にある天台宗常楽寺が本坊であり、その伽藍の一部として同寺が所有・管理する。
== 概要 ==
寺伝によれば、平安時代初期の天長2年(825年円仁(慈覚大師)によって開創されたという。800年代にも火災の伝説が残る。安和2年(969年平維茂によって大伽藍として大改修が行われたが、木曽義仲の兵火により焼失したのち、源頼朝により再興。鎌倉時代の建長4年(1252年)には北条国時(塩田陸奥守、塩田国時)によって再建された〔ただし、この1252年時は、国時の父親である北条義政がまだ幼少の頃。〕と伝えられる。
江戸時代に至って正徳3年(1713年)に焼失し、8年後の享保6年(1721年)に現在の堂が再建された。その後度々修復を加え、昭和36年に増改築を施し、善光寺の本堂と同じ「撞木造り」となる。
北向観音という名称は堂が北向きに建つことに由来する。これは「北斗七星が世界の依怙(よりどころ)となるように我も又一切衆生のために常に依怙となって済度をなさん」という観音の誓願によるものといわれている。
また、善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということで善光寺のみの参拝では「片参り」になってしまうと言われる。
観音堂に隣接する温泉薬師瑠璃殿は火災の後、文化6年(1809年)に地元の薬師講により再建された。
愛染堂の近くに縁結びの霊木として崇められている愛染かつらの巨木がある。(樹高22m)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「北向観音」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.