翻訳と辞書
Words near each other
・ 北山町 (東京都府中市)
・ 北山監守
・ 北山真
・ 北山真理
・ 北山禎介
・ 北山第
・ 北山筋
・ 北山純一
・ 北山緑化植物園
・ 北山耕平
北山茂夫
・ 北山蘭
・ 北山詩織
・ 北山通
・ 北山鉱泉
・ 北山院
・ 北山陽一
・ 北山雅史
・ 北山雅和
・ 北山雅康


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

北山茂夫 : ウィキペディア日本語版
北山茂夫[きたやま しげお]
北山 茂夫(きたやま しげお、1909年(明治42年)3月3日 - 1984年(昭和59年)1月30日)は、日本日本史学者(日本古代史専攻)、立命館大学教授などを歴任する。
==略歴・業績==
和歌山県有田郡鳥屋城村(現在の有田川町)生まれ。和歌山県立耐久中学校第三高等学校をへて、東京帝国大学国史学科卒、西洋史の羽仁五郎に傾倒し、近代史を学ぶため大学院に進むが古代史で業績をあげ、横浜の潤光学園講師、ついで郷里に帰り和歌山県立田辺中学校教諭となり、敗戦を迎える。戦後、排斥運動に遭って野に下るが、立命館大学法学部専任講師となり、文学部教授に転じるが学生運動で辞職した。
左翼的な立場に立ちつつ文学的関心が深く、人物史を排斥せず、一般向けに奈良時代史についての書物を多く著した。白川静の『漢字』(岩波新書)は、北山の推薦によって書かれたものである。また、同じ左翼的な立場でも石母田正とは英雄時代説や律令国家への評価などを巡って意見が対立していた。
北山に師事した人物としては、日本近現代史研究の松尾尊兊、日本古代史研究の山尾幸久、第4回白川静賞を受賞したアジア印章史研究の久米雅雄などがいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「北山茂夫」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.