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北斗七星(ほくとしちせい、英:Big Dipper、Plough)は、おおぐま座の腰から尻尾を構成する7つの明るい恒星で象られる星列のこと。北斗、北斗星、七つの星、七曜の星とも呼ばれる。柄杓の形をしているため、それを意味する「斗」の名が付けられている。日本では四三の星、七剣星とも呼ばれた。3等星であるδ星を除く6星は全て2等星である。このため春の星空で目立ちやすく、世界各地で様々な神話が作られている。 == 北斗七星を構成する星 == また、中国では柄杓の器の部分を作る、天枢、天璇、天璣、天権の4つを魁(かい)、柄の部分を作る、玉衝、開陽、揺光の3つを標または杓(ひょう)、あわせて斗と一字でよぶこともある。 神祇伯家行事傳には、北斗七星の名前として、「魁𩵄䰢魓𩳐魒」とあり、神符の通伝であるとされる〔世界文字學 高橋龍雄 1908年〕。これら一連の漢字に類似するものとしては、以下のものがある。 * 雲笈七籤に、王真人氣訣として「肺魁、肝𩲃、心𩵄、脾䰢、膽魓、左腎𩳐、右腎魒」とある。 * 遵生八牋に、北極黑煞天丁五方殺瘟神符として「書符須澄心靜慮,存自己精氣神三者,上與北斗三台星合,一元真氣入筆,默誦咒曰:魁𩲃魋䰢魓𩳐魒尊帝星君律令敕。七遍,每符一道,誦咒七遍,令病家至誠貼之。」とある。 * 奇門遁甲秘笈大全に、「陰斗乙丁己辛癸為六陰,魁(勺雚行畢甫)魒,俱七斗之諱。」とある。 * 康熙字典に、元應錄からの引用として「每叩齒而念一星,星者:𩲅𩲃𩵄䰢魓𩳐魒」とある。 北斗の柄の端から2番目のζ星ミザールには、伴星アルコル(中国名:輔星)が存在する。この2星は実際には3光年ほど離れており、見かけ上の二重星であると考えられている(連星であるとしたら、公転周期は75万年以上になる)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北斗七星」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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