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北星学園余市高等学校(ほくせいがくえんよいちこうとうがっこう)は、北海道余市郡余市町にある学校法人北星学園が運営する男女共学のキリスト教系私立全日制普通科高等学校である。 == 概要 == 全国から高校中退者や不登校経験者などを含む多様な生徒を受け入れている。「北星余市高校」あるいは「北星余市」とも略称される。全日制普通科のみ。 * 1965年4月 - 余市町の誘致により、主に余市・小樽近郊の生徒の受け皿として開校。 * 1988年4月 - 全国から高校中退者を受け入れる転・編入制度を実施。高校中退者の増加が社会問題となりつつある中、同校の先進的な方針は新聞に大きく報道され、全国的な反響を呼んだ。 * 1990年 - 服装の自由化を実施し、制服はない。 * 1991年 - 完全週5日制を実施。 * 1999年 - 頭髪の自由化。 * 2001年9月 - 大麻やシンナーを在学中に吸引していた生徒が1〜3年生で計79人いることが発覚した〔本当のことを言ってくれ ~北星余市高校大麻に揺れる~ - HBC北海道放送、2002年5月18日放送。〕。79人のうち、2人は退学処分となったが、同校は他の77人の生徒を退学・停学ではなく謹慎処分としたため、この対応への批判的な報道もなされた〔北星学園余市高校を撮り続けて15年 河野啓インタビュー - 文藝春秋〕。翌2003年、同校はこの事件をまとめた『続・やりなおさないか君らしさのままで―ひとりで悩むな!卒業生・父母・教師からのメッセージ』を出版した〔 『続・やりなおさないか君らしさのままで―ひとりで悩むな!卒業生・父母・教師からのメッセージ』 2003年11月、教育史料出版会。ISBN 978-4876524419。〕。 *2015年 -新入学生徒が40名(定員140名)になり、母体である北星学園(札幌市)は廃校を検討している。来年度90名の入学生が集まらない限り廃校にすると理事は通知した。生徒が減少した主な理由は、授業料と下宿代で月10万円かかるからである。生徒の1/4は非課税世帯であり、入学金免除や下宿代半額補助などを行っている〔ヤンキー先生の母校、閉校検討 北海道・北星学園余市高 朝日新聞2015年12月10日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北星学園余市高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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