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北村 昌男(きたむら まさお、1934年10月30日 - )は、将棋棋士。1994年、引退。渡辺東一名誉九段門下。棋士番号は60。北海道函館市出身。 == 棋歴 == 1953年、プロデビュー。初参加の順位戦(第8期C級2組順位戦)において7勝3敗で2位となり、1期でC級1組に昇級。 2年後、第10期(1955年度)C級1組順位戦で11勝2敗の1位で、B級2組へ昇級。このとき、2位で同時に昇級した‘神武以来の天才’こと加藤一二三〔加藤は中学3年でプロデビューし、順位戦初参加から4連続昇級でA級まで上がる。〕を破っている。 さらに2年後の第13期(1958年度)B級2組順位戦では9勝4敗の1位でB級1組へ昇級。以降17年間B級1組にい続けたが、A級昇級には手が届かなかった。 第10回(1965年度)高松宮賞争奪戦で大山康晴名人(五冠独占中)、塚田正夫永世九段らを破り、決勝三番勝負に進出。山田道美に1勝2敗で敗れるが、高松宮賞を獲得。 1967年、第10期棋聖戦で中原誠らを破り、予選を突破。本戦では升田幸三九段らを破るが、準決勝で丸田祐三八段に敗れる。 1969年度、第15期棋聖戦本戦で、大山康晴、芹沢博文、二上達也を破り挑戦者決定戦に進出。内藤國雄に敗れる〔内藤は米長邦雄棋聖を破り、初タイトル・棋聖を奪取する。〕。 第13回(1979年度)早指し将棋選手権で4回戦に進出。 第7回(1980年度)名棋戦で青野照市、福崎文吾らを破り優勝。同棋戦の最後の優勝者となる。 1987年度から2年間、日本将棋連盟の理事を務める。 1994年9月、現役を引退。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北村昌男」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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