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北村韓屋村[ぶっちょんはのくまうる]
北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル〔市販ガイドブック等では北村韓屋村の日本語表記読み仮名を、プッチョンハノクマウル、プクチョンハノンマウル等とするものもあるが、管理する鍾路区観光産業課および北村文化センターの発行する日本語パンフレットでの表記に倣い、この記事ではブッチョンハノクマウルとした。同様に本文内の地名人名等固有名詞の日本語読み仮名は、北村文化センター編集による日本語ガイドブックでの表記に倣った。〕、韓:、英:)は、大韓民国のソウル特別市鍾路区にある、韓国の伝統的家屋である韓屋(ハノク)の密集する地区である。 == 概要 ==
北村韓屋村と呼ばれる一帯は、ソウル特別市中心部の北側に隣接した北岳山南麓の傾斜地に形成された住宅地であり、東側を世界遺産である昌徳宮に、西側を景福宮にはさまれたエリアにほぼ該当する。北村は現在の行政洞(行政区)に当てはめると、鍾路区の嘉会洞(カフェドン)、三清洞(サムチョドン)という2つの行政洞に該当し、更に細かく分けると11の法定洞から構成されている〔北村韓屋村を構成する地区は以下の11の法定洞からなる。嘉会洞(カフェドン)、斎洞(チェドン)、桂洞(ケドン)、苑西洞(ウォンソドン)、安国洞(アングッドン)、松峴洞(ソンヒョンドン)、司諫洞(サガンドン)、昭格洞(ソギョクドン)、花洞(ファドン)、八判洞(パルパンドン)、三清洞(サムチョンドン)。北村文化センター編(2011) p.6〕。 これらの内、エリアのほぼ中央を南北に走る道路である嘉会(カフェ)路東側の嘉会洞(カフェドン)11番地、道路を挟んだ西側の嘉会洞31番地に、伝統的な家屋が集中している。地区内には大韓民国指定登録文化財、大韓民国指定史跡ならびに、ソウル特別市民俗文化財・ソウル特別市文化財資料に指定された建造物等が多数存在するが、その多くが所有者個人の住居として現在も使用されており、これら指定物件の建物内部は非公開のものがほとんどである〔北村文化センター編(2011) pp.14-58〕〔韓屋文化課 ブッチョン(北村)文化センター ブッチョン(北村)の歴史 2011年1月17日閲覧〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北村韓屋村」の詳細全文を読む
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