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北条氏久[ほうじょう うじひさ]
北条 氏久(ほうじょう うじひさ)は、河内狭山藩の第10代藩主。 文化13年(1816年)、美濃大垣藩主・戸田氏庸の四男として生まれる。天保11年(1840年)12月、狭山藩の第9代藩主・北条氏喬の婿養子となる。天保13年(1842年)1月21日、氏喬が隠居したため、家督を継ぐ。 嘉永2年(1849年)に農民を兵士に徴兵する農兵を創設した。その見返りとして苗字帯刀を常時許し、賃金もある程度支払うことを容認している。しかし、このような軍備拡大は小藩の狭山藩では負担が大きく、ただでさえ悪化していた財政をさらに逼迫し、倹約による財政再建も行なっている。 嘉永5年(1852年)3月24日、養子の氏燕に家督を譲って隠居し、直後の5月10日に死去した。享年37。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北条氏久」の詳細全文を読む
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