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北梅田駅[きたうめだえき]
北梅田駅(きたうめだえき、仮称)は、大阪市北区大深町の大阪駅北地区(梅田北ヤード)再開発区域「うめきた/梅北〔大阪っぽい略称・語感…JR駅北の名称「うめきた」に決定 〕」内に設置される予定の梅田貨物線・おおさか東線・なにわ筋線(未定)、および西梅田・十三連絡線(仮称)の新駅。 == 梅田貨物線 == 梅田貨物線は1989年の定期旅客列車(「くろしお」、「はるか」等)の運転開始(臨時列車は前年の1988年より)により大阪駅北西側にある西梅田第一踏切の遮断時間が長くなった〔同時に、福島駅の北側、なにわ筋との交点にある浄正橋踏切も遮断時間が長くなっているが、この踏切に関しては2016年現在、除去する計画はない。〕ことに加え、梅田北ヤードの再開発の支障となることから、中津から福島駅付近までの区間の地下化が計画された。その中で、梅田付近からの利用の便を図るため、大阪駅北側に新駅を作ることが盛り込まれ、北梅田駅との仮称がつけられた。だが、この新駅は当初、梅田スカイビルの前に設置されることになっており、梅田地区からは直線距離で500メートル離れているため、くろしおやはるかの乗客が梅田地区を利用するには不便であった。 21世紀に入り、2004年10月の近畿地方交通審議会答申第8号で、「京阪神圏において、既存施設の改良に関し検討すべき主な事業」として、梅田貨物線の中津〜福島区間を地下化することに加え、ルートをやや東に変更した上で九条梅田線と四つ橋筋との交差点北西部付近に新駅を設置し、関西国際空港や和歌山方面へのアクセスの向上を図ることが盛り込まれた。そして2009年に、2011年に完成予定の大阪駅新北ビル完成時に地下化と新駅の新設工事を開始し、北ヤード東地区の町開き時に完成させる構想が明らかとなった。この構想によれば、新駅は大阪駅から100メートルほど北西に設置されることになり、利便性が増すことが期待できる。 その後時期は遅れたものの、梅田貨物駅跡地は2014年度末までに更地になった。翌2015年度から梅田貨物線の地下化工事および駅建設工事が着手し、2022年末に開業予定である〔キタ〜関空直結「うめきた」新駅、平成27年度にも着工 35年ごろ完成 - 産経新聞、2012年12月31日付〕〔うめきた新駅:大阪市、来年度予算に設計委託費計上へ 毎日新聞 2014年01月23日〕〔大阪市、JR西日本/東海道線支線地下化・新駅設置(北区)/15年内着工へ 日刊建設工業新聞 2015年11月5日〕。 計画によると、梅田貨物線が淀川を渡った後、大阪市営地下鉄御堂筋線を乗り越えたあたりから地下へ下って行き、阪急電鉄中津駅の北側でトンネルに入ってグランフロント大阪北館西隣の道路下を通り、南館の西側から南西にゆるいカーブを描きながら福島方面へ向かうルートを通るとされており、新駅はそのゆるいカーブ上に2面4線の規模で設置される。そして、JR神戸線との交点の直前でトンネルを抜け、福島駅北側の浄正橋踏切手前で地平レベルに達する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北梅田駅」の詳細全文を読む
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