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北条氏政[ほうじょううじまさ]
北条 氏政(ほうじょう うじまさ)は、戦国時代の関東の大名・武将。後北条氏の第4代当主。父は北条氏康、母は今川氏親の娘瑞渓院。子に氏直など。正室の黄梅院は武田信玄の娘で、武田義信や武田勝頼とは義兄弟にあたる。通称は新九郎で、官位の左京大夫または相模守も同様に称した。号は截流斎。 氏康の後を継いで北条氏の勢力拡大に務め最大版図を築くが、豊臣秀吉が台頭すると小田原征伐を招き、数ヶ月の籠城の末に降伏して切腹し、戦国大名北条氏による関東支配を終結させる最期となった。 == 生涯 ==
=== 家督相続 === 天文7年(1538年)、第3代当主・北条氏康の次男として生まれる。兄・新九郎が夭折したために世子となり、北条新九郎氏政と名乗る。天文23年(1554年)に父が武田信玄、今川義元との間で甲相駿三国同盟を成立させると、信玄の娘・黄梅院を正室に迎えた。夫婦仲は極めて良好であった。 永禄2年(1559年)に父が隠居して家督を譲られ、北条家の第4代当主となるが、氏康の存命中は氏康・氏政の両頭体制が続いた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北条氏政」の詳細全文を読む
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