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北沢彪[きたざわ ひょう]
北沢 彪(きたざわ ひょう、1911年5月18日 - 1980年8月4日)は、日本の俳優。東京市小石川区(現在の東京都文京区)出身。本名は菅野 義雄(すげの よしお)。俳優の堤真佐子は夫人。 == 人物 ==
文化学院在学中から演劇活動を行い、1931年、同窓の長岡輝子らとともにテアトル・コメディの結成に加わる。テアトル・コメディは、築地小劇場に代表される左翼劇団全盛の当時、フランス喜劇を中心に上演し続けた異色のグループである。昭和12年劇団解散とともにPCL(東宝の前身)に入社。数々の映画に出演して中堅として主として二枚目役を演じた。 復員して後、1950年に自宅で朗読(後に演劇)集団「やまびこ会」を主宰。多くの演劇青年がここに参加し本格的な活動を志向することとなり、北澤によってこの会は「テアトル・エコー」と命名され現在に至っている。その過程において、1956年に北澤が劇団現代座の創立に参加したこともあって、テアトル・エコーは北澤のもとから巣立ってゆく形になった。 ラジオの連続メロドラマ「君の名は」(菊田一夫原作)で主人公の後宮春樹を演じた。この番組が放送される時間帯には銭湯の女湯が空になるという伝説が生まれるほどの人気を博した。さらにNHK「朝の連続テレビ小説」の第一回作品「娘と私」(獅子文六原作)で主演し、いまに至るこの定番ドラマの確立に寄与した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北沢彪」の詳細全文を読む
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