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北海油田[ほっかいゆでん]
北海油田(ほっかいゆでん、)は、北海にある150余りの海底油・ガス田の総称。イギリス、ノルウェー、デンマーク、ドイツ、オランダの各経済水域にまたがるが、大半の油・ガス田は英国とノルウェーの経済水域の境界線付近に存在する。 == 埋蔵量 == 原油推定埋蔵量は130億バレル。日産約600万バレル。1960年にイギリスが開発開始。次いでノルウェーが開発に乗り出す。ノルウェー南西沿岸のスタヴァンゲルとイギリスのアバディーンは石油産業で発展し、イギリスは1980年代から石油輸出国となった。イギリスは2014年現在でもEU加盟国最大の原油生産国ならびに原油輸出国であり〔西欧の2大産油国の現状 JPEC、2012年〕、ノルウェーはロシアを除く欧州最大の原油生産国・輸出国で、原油生産量は2013年現在で世界第16位〔米国エネルギー庁 〕、石油輸出量は2010年現在で世界9位である〔米国エネルギー庁 〕。しかし、両国ともOPECには加盟していない。ノルウェーはまた、世界第5位の天然ガス生産国であり、ロシアに次ぐ、EU加盟国への天然ガス供給国となっている(2013年にはロシアからが29%、ノルウェーからが22%であった)〔欧州天然ガス・LNGの現状と見通し JOGMEC〕。 最近ではデンマーク自治領フェロー諸島も経済水域内の石油開発に動いている。また、出光興産といった日本の企業も採掘に投資している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北海油田」の詳細全文を読む
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