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北海道・本州間連系設備 : ウィキペディア日本語版 | 北海道・本州間連系設備[ほっかいどう ほんしゅうかんれんけいせつび] 北海道・本州間連系設備(ほっかいどう・ほんしゅうかんれんけいせつび)は、北海道と本州の間を結ぶ一連の電力供給設備で、電源開発が運用している。北本連系(きたほんれんけい)と略されており、こちらのほうが一般的な名称となっている。 == 概要 == 日本全国には、連系線という電力会社相互の高電圧の送電線網が通じており、気温変動や予期せぬ発電所の停止などによる電力事情の逼迫を、電力の融通によって補う仕組み(会社間連系)ができ上がっている。 会社間連系は、発電所の建設が抑えられてコスト削減になる。特に北海道は冬に電力消費が多くなる傾向があるのに対し本州は夏に電力消費が多くなる傾向があり電力消費のピークとなる季節が一致しないため、この設備を利用する意味が生じる。一方、送電距離が長くなることや、交流と直流を変換(後述)するサイリスタによる電力ロスが発生する〔送電設備の電気抵抗を落とすために送電線や変電設備を変えることなどの方法で、電力ロスをある程度は軽減できる。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北海道・本州間連系設備」の詳細全文を読む
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