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北海道百年記念塔(ほっかいどうひゃくねんきねんとう)は、札幌市厚別区の野幌森林公園の一角にある高さ100mの塔である。1968年(昭和43年)に北海道開道百年を記念して着工され、 1970年(昭和45年)9月 に竣工、翌年の1971年(昭和46年)4月より一般公開された。 == 概要 == 塔のデザインは全国公募による299点の中の一つ、北海道今金町出身の井口健のものが採用された。審査員には田上義也などがいた。 塔の造形は、空に向かい無限に延びる曲線によって未来への発展を象徴し〔、また塔壁面の凹凸は風雪と闘った歴史の流れを表現しており、塔断面は「北」の文字を、基部の平面は六角形の雪の結晶を形象している〔。 外壁は茶色の厚さ4.5-6.0mmの耐候性高張鋼板で覆われ、塔は鉄骨等も含めた鋼材の総量約1,500トンより成る。総工費は約5億円を要しており、その半分は北海道民の寄付によるとされる〔。 塔内の階段で展望室まで登ることができ(9:00-17:00、入塔 -16:30)、8階となる高さ23.5mの展望室からは、札幌市・江別市など〔石狩平野が見渡せる〔。展望室は入場無料であるが、冬季期間(11月上旬-4月上旬)は閉鎖される。1970年代後半よりエレベーターは長らく閉鎖され、保守用となっている。また現在、塔および周辺は安全上の理由で立入禁止となっている 野幌森林公園にあるため、北海道博物館や北海道開拓の村と隣接している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北海道百年記念塔」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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