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北海道陸軍兵器補給廠(ほっかいどう りくぐん へいき ほきゅうしょう)は、かつて北海道札幌郡白石村に存在していた大日本帝国陸軍の補給基地。白石兵器補給廠とも呼ばれる。 21世紀初頭における住所区分では、所在地は札幌市白石区ならびに厚別区に該当する。 1943年(昭和18年)のアッツ島の戦いにおける日本軍守備隊の全滅を受けて「北千島方面の迅速補給が急務である」と判断した大本営と北部軍司令部の意向により、1944年(昭和19年)10月に完成した。だが、その翌年に終戦を迎えたため、施設は短命に終わった。 == 本廠 == 本廠の敷地は後の札幌市白石区役所の近隣一帯で、全体を塀で囲まれていた。直接の遺構は現存しないが、区役所そばにはかつて補給廠が存在したことを伝える案内板が立てられている。 廠長は磯野中佐。組織は兵器課や兵器修理班があり、さらに兵器課の下に弾薬班や鉄砲班が置かれていた。 当時は白石駅から引込み線が延びており、補給廠の敷地内では2線・2ホームとなっていた。 各種施設と、21世紀初頭における跡地の状況は以下の通り。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北海道陸軍兵器補給廠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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