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北神急行電鉄株式会社(ほくしんきゅうこうでんてつ)は、神戸市北区に本社を置き、同市で北神線を運営している鉄道会社である。設立当時から、純民間出資であり、第三セクターではない。略称は北神急行、北神のほか、北大阪急行電鉄と同じく北急(ただし読みは「ほくきゅう」)である。 神戸電鉄や阪急電鉄などの出資で設立され、現在は阪急阪神ホールディングスの連結子会社であり、阪急阪神東宝グループ所属企業の一つでもある。本社事務所は谷上駅西側の自社専用車両基地敷地内にある。 債務負担の増加から2002年に北神線の線路などの施設を神戸高速鉄道へ売却し、列車の運行業務のみを行う第2種鉄道事業者となった。ただし現在も谷上駅など一部施設を保有している〔。 == 歴史 == *1969年(昭和44年)11月17日 都市交通審議会第11号答申 *1977年(昭和52年)9月21日 北摂・北神地域鉄軌道委員会設置 *1978年(昭和53年)10月19日 地下鉄・北神急行検討委員会設置 *1979年(昭和54年) *6月9日 北神急行電鉄発起人会開催 *8月4日 神戸市営地下鉄との相互直通運転に関する覚書調印。運輸大臣あて地方鉄道敷設免許申請書提出 *10月29日 北神急行電鉄株式会社設立登記完了。 *1980年(昭和55年)12月15日 北神線工事着工。 *1984年(昭和59年)8月9日 北神トンネル(7,276m)〔より〕が貫通。 *1988年(昭和63年) *3月3日 北神線工事竣工。 *3月15日 北神線の試運転開始。 *4月2日 北神線開業。 *1992年(平成4年)4月1日 神戸市営地下鉄との乗継割引き運賃設定。 *1999年(平成11年)10月1日 スルッとKANSAI導入開始。 *2002年(平成14年) *4月1日 北神線を神戸高速鉄道に譲渡し、同線の第1種鉄道事業者から第2種鉄道事業者となる。 *12月16日 谷上方前から3両目に日本初の終日女性専用車両を設置。 *2006年(平成18年)10月1日 PiTaPa導入開始。 *2007年(平成19年)9月30日 神戸電鉄が不動産の評価損発生に伴い北神急行への経営支援を中断。これに先立ち2007年9月28日に、阪急電鉄より100億円の無利息融資を受け、阪急阪神ホールディングスの持分法適用関連会社から連結子会社に変更となる。これにより阪急電鉄からの融資総額は270億余りとなった。 *2015年(平成27年)3月3日 全国交通系IC相互利用サービスに対応。 *2017年(平成29年)春 北神急行電鉄にてIC乗車カード「ICOCA」、および「ICOCA定期券」の発売を開始する予定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北神急行電鉄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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