|
北部方面通信群(ほくぶほうめんつうしんぐん、JGSDF Northern Army Signal Group)は、北海道札幌市の札幌駐屯地に駐屯する、北部方面隊直轄の通信科部隊の一つ(群)。部隊の花はこぶし、シンボルマークとしてイルカを用いている。 通信群は群本部、基地通信大隊、通信運用大隊、搬送通信大(中)隊、通信支援中隊及びシステム管理隊から編成されていたが昨今の任務増加・定員削減・通信システムの発展・日本の軍事ドクトリンの変化から陸上自衛隊の方面通信群としては初となる現在の編成に平成13年3月26日に改編された。(第101基地システム通信大隊は平成16年3月編成) == 概要 == 中央(陸上幕僚監部)及び他方面隊と北部方面隊の間の通信確保、北部方面隊内各部隊との通信確保が主任務である。また、方面隊内におけるシステム通信に関する事項も任務としており、関係各部隊のシステム通信部門と密接に連携している。 方面隊の通信確保の為、群全部が同一駐屯地に所在することはなく、群本部・基地通信部隊本部・野外通信部隊(指揮所通信大隊、中枢交換通信隊)は札幌駐屯地に所在し、師団・旅団司令部所在駐屯地に各基地通信中隊とその管内に所在する各駐(分)屯地に基地通信中隊派遣隊が点在する。 実は札幌市で毎年2月初旬頃に開催されるさっぽろ雪まつりの大通会場で昭和30年代から北部方面通信群が雪像作成に協力しているという事実は余り知られていない。この事はマスコミ報道時に主に第11師団雪像製作隊が取り上げられていることからも推測出来る。 方面直轄の通信科部隊として他に第1電子隊があるが任務の特性上、協同連携することが多く人事交流も盛んに行われている。また札幌駐屯地に所在する北部方面後方支援隊第101通信直接支援隊が各種整備業務の一端を担っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北部方面通信群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|