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北野 政次(きたの まさじ、1894年(明治27年)7月14日 - 1986年(昭和61年)5月17日)は日本の陸軍軍人。陸軍軍医中将。勲三等1926年 (大正15年) 東京大学医学博士。論文の題は 「チフス及パラチフス菌属の血清耐性に関する実験的研究」〔博士論文書誌データベース〕。 東京帝国大学医学部を卒業後に陸軍に入隊し、731部隊の第二任部隊長。生体解剖、人体実験の推進者であった〔『進步と改革』, 編集社会主義協会, 協同文化社, 1988年, ISSN 0914-8442〕 戦後は帝国陸軍の解散とともに無職となり、文部省に奉職しながら日本ブラッドバンク等の複数の会社に糊口をしのいだ。〔『細菌戦部隊』, 七三一研究会編, 晚聲社, 1996年, ISBN 489188259X〕 凍結乾燥装置を用いた乾燥血漿製造の研究成果を応用し、血液製剤の製造、販売を行った。〔『戦争と医学 ― 日本医学界の「15年戦争」荷担の実態と責任パネル』,日本医学会, 三恵社 (2008/04 出版)ISBN 9784883616008〕。とくに設立期においては、朝鮮戦争における米軍向けの輸血用血液製造を行った。〔 また、戦後初めての日本人探検隊を南極に派遣する第一期南極特別委員会の委員であり、文部省百日咳研究会にも参加した〔。 本多勝一に著書『中国の旅』の中で、七三一部隊の隊長を務めた人物として批判された〔『「満州」 における教育の基礎的研究, 第 4 巻』, 竹中憲一著, 柏書房, 2000 〕〔『中国の旅』本多勝一著, 朝日新聞出版, ISBN 978-4022608055〕。 == 経歴 == 兵庫県出身〔『中国侵略日本軍第731部隊』日本語版, 中国侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館編纂, 五洲伝播出版社,2005〕。関東軍防疫給水部長、第13軍軍医部長を歴任する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北野政次」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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