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区分診断法[くぶんしんだんほう] 先天性心疾患の診断における 区分診断法 または 区分分析法 (英: Segmental approach)とは、Van Praagh らによって提唱された〔Van Plaagh R: The segmental approach to diagnosis in congenital heart disease. Birth Defects 8: 4, 1972〕先天性心疾患の解剖に則った心臓・大血管の形成異常の診断・分類法の一つである。 胎生期の心臓血管形成の過程において、心臓原基(原始心筒)が右方へ屈曲し大血管が回転、ついで屈曲した先端の心室が右から左方へ回転する。区分診断は、この過程で生じる心室・大血管回転異常に起因する心房位(situs)、心室位(心室ループ)、大血管の位置異常の組み合わせにより、先天性心疾患を診断・分類するものである。多様な先天性心疾患の全てを表すことはできないが、複雑な疾患でもその主要な心血管構築を表すことが出来る〔''先天性心疾患の診断、病態把握、治療選択のための検査法の選択ガイドライン (JCS 2009)2013/7/2更新版, pp 1117-1121.'' 〕。 心臓超音波検査を始めとして、胸部X線、心電図、心臓カテーテル検査・造影検査等を用いて、以下のように各区分に分けて診断を行う。
== 心房位・心室位・大血管の診断 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「区分診断法」の詳細全文を読む
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