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十三騎神社 : ウィキペディア日本語版
十三騎神社[じゅうさんきじんじゃ]

十三騎神社(じゅうさんきじんじゃ)は、秋田県南秋田郡五城目町にある神社。北弾正とその家臣12名の計13人を祀る。五城目神明社五城目神明社 (有限会社建築相談センター:秋田フィールドワーク)〕の一角にある。
== 概要 ==
五城目町に変事がある際は、白馬が鈴を鳴らしながら知らせるという伝説がある(「十三騎縁起」)。特に火事の際に現れると言われ、火伏の神の性質が大きい。
その由緒は1588年天正16年)の秋田氏内乱・湊合戦にはじまる。この戦いの中で秋田方を裏切り南部氏についた比内郡の三浦秀兼(五城目兵庫)が、内乱収束後に秋田実季より攻められたため、北弾正は救援に赴いた。しかし敗れて五城目まで落ち延びたが、五城目が秋田勢によって占拠されていたため、この地にある神明社の後ろの立腹池で家臣12名と自害した。この霊魂が怪をなしたため、神社を建て祀ったのがこの神社であると伝わる。また北弾正の遺臣・佐々木監物が宮司になったという。ただし北弾正は多くの書物で、五城目に落ち延びることなく戦いの中で戦死したとされている。
御神体として十三騎の木像を有していたが、宮司の佐々木家が神官を辞した際に持ち去り、佐々木家の氏神として同家が祀っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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